興津ファンダイビング



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高知県四万十町の中心窪川から20分。峠のトンネルを抜けると目の前には雄大な太平洋が広がっています。そこが興津の海。環境省が選定する「快水浴場百選(海水浴場100選)」にも選ばれている美しい小室の浜に面したダイビングセンターからはその太平洋が一望、沖には足摺岬の姿も遠望することが出来ます。そんな興津でのダイビングはボートダイビングがメイン。港から5~30分の範囲に広がるダイビングポイントは、マクロからワイド、また地形派も満足できるバラエティーに富んだスポットが約20ヶ所。お客様のレベルやその日の天気、海況などを考慮し最適なポイントへとご案内します。


興津でのダイビングは基本的にボートダイビングとなります。ショップにてチェックインを済ませ、器材を積み込み港まで移動します。(送迎車で3分)

興津ではほとんどのダイブスポットはボートで15分以内なので、1ダイブごとにショップへ戻ってくるスタイルです。基本的に1日2ダイブの場合は、午前のダイビングの後ショップへ戻り休憩、ゆっくり昼食をとり午後のダイビングへ出掛けます。1日3ダイブの場合は、午前2ダイブ、午後1ダイブとなります。
またお客様の到着時間やご都合などにより、上記のスケジュール以外にもフレキシブルに対応できる場合もございますので、ご予約時にお問い合わせください。

バラエティー豊かなダイビングポイントが自慢の興津では、出来る限りお客様のリクエストにお答えしますので、是非チェックインの際にでもスタッフにご要望をお伝えください。天候や海況が許す限り、またお客様の経験などを考慮し最適なポイントへご案内します。


興津ダイビングセンターは、「快水浴場百選(海水浴場100選)」にも選ばれている美しい小室の浜に面し、施設内からも太平洋を一望することが出来ます。ダイビングの合間や終了後にビーチでのんびりしたり、アクティブな方は施設内にあるシーカヤックやSUP(スタンドアップパドルボード)をレンタルして、興津の海を思う存分に楽しんで下さい。

ダイビングセンター内は、50畳ほどの広いフローリングフロアーに12畳の和室、男女別トイレ、男女別シャワー&更衣室、器材洗い場と乾燥室など、お客様に快適なダイビングをしていただける為の設備が充実しています。

興津ダイビングポイント マップ


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1.中瀬(ナカゼ) ボート5分 水深4m~12m 初級者~

nakase.jpgマクロ撮影ならココ
小室の浜の沖合いにある浅根。真っ白な砂地にタンク1本でちょうど一周出来るほどの大きさの根があり、浅場は一面イソギンチャク畑になっていてクマノミやネンブツダイが群れるトロピカルなイメージ。マクロ生物の宝庫でもあり、カエルアンコウや各種ウミウシの仲間も豊富。時期によりアジの大群やアオリイカの群れも。

2.磯木(イソギ) ボート5分 水深5m~25m 初級者~

isogi.jpgキンメモドキやスカシテンジクダイの群れが圧巻
水深10~12mの浅場でエントリー。沖に向かって伸びている細長い根に沿って進んでいくと、-15mぐらいからなだらかなゴロタのスロープになっている。スロープ沿いに南へ行くとキンメモドキやスカシテンジクダイが群れる大きな岩があり、周りにはそれらを捕食するオニカサゴやミノカサゴの仲間もたくさん見られる。夏から秋にかけアジの大群が見られ、それを狙うハマチやカンパチ等の回遊魚も回って来る。

3.島戸滑走路(シマドカッソウロ) ボート8分 水深7m~15m 初級者~

shimado.jpgオーバーハングが延々続く地形が魅力
幅20m、長さ500m以上もある細長い根を潜る。根のトップは水深7~8m、北側のエッジはオーバーハングが延々と続き、天井にはびっしりとソフトコーラルが付いている。このオーバーハング沿いに潜るが、たまに棚の上に目を向けるとシマアジやカンパチ、ハマチなどの回遊魚の姿も目にする。イガグリウミウシやミノウミウシの仲間も豊富。根の北東側では入り組んだ地形の中に大型のクエの姿も。運が良ければウミガメにも会えるポイント。

4.沖のツツジ(オキノツツジ) ボート8分 水深14m~30m 初級者~

okinotsutsuji.jpgサプライズありのディープスポット
根のトップで-14mと少し深いが流れはほとんど無いので、浮力さえコントロールできれば初級者からOK。水深30m前後の砂地に広範囲にわたり根が点在する。タンク1本で全てを周るのは無理だが、状況に応じていくつかの根を潜る。サプライズなゲストも多く、トビエイやネムリブカ、ウミガメなどの大物が登場することも。

5.一礁(イッシ) ボート8分 水深9m~28m 中級者~

isshi.jpg魚影の濃さはピカ一
磯釣りの一級ポイントだけあって、潮が良ければ魚影の濃さは興津で一番!キビナゴやイサキ、メジナ、ニザダイ等が群れ、回遊魚も回って来る。ダイナミックな地形も魅力で根の間をすり抜けていく感じは地形派のダイバーも満足!潮流によっていくつかのコースがあり、その日の流れによってエントリーポイントも変わる。流れが無いときは初級者からOK。釣り人がいるときは潜れないこともある。

6.王子(オウジ) ボート10分 水深12m~30m 中級者~

ooji.jpg沖の隠れ根
トップが12~13mほどの比較的大きな根と、その南側にある2つの根の周りを潜る。水深-30mから立ち上がるダイナミックな地形で、壁にはヤギやウミウチワ等の腔腸類も豊富。比較的沖に位置するため潮流がある場合が多く、ある程度潮に逆らって泳げる中級者向き。その分魚影も濃く夏場は川のようなキビナゴの群れが見られることも。マクロ、ワイドどちらもOK。

7.松ヶ礁キャニオン(マツガシ キャニオン) ボート10分 水深6m~28m 初級者~

matsugashi.jpgダイナミックな地形はまさにキャニオン!
三つの岩礁からなる松ヶ礁。真中と沖側の磯の間を潜る。両サイドの壁は水面から水底まで垂直に落ち込み浮遊感抜群!中ほどまで進むと大きな岩が両サイドの壁に挟まってトンネル状の景観を作り出している。このトンネルはくぐれるが水底は-28mまで落ちているので中性浮力を保って。この先にももう少し長いトンネルがあるが狭くて深度もあるので中級者以上向き。岩の隙間にはイセエビの姿も。帰りは深度を上げ壁に沿ってもと来た方向へ戻る場合とそのまま反対側へ抜けていく場合がある。

8.横浪(ヨコナミ) ボート15分 水深5m~24m 初級者~

yokonami.jpg夏場の南うねりにも強い
三崎半島の反対側に位置し南からの風やうねりにも強い。岸よりは大きなゴロタが多くイシダイやイシガキダイ、コロダイなどが多い。沖に向かって進むと隠れ根がいくつかあり回遊魚の姿もよく目にする。また切り立った地磯の間は通り抜け出来るトンネルもあり地形的にも面白い。流れはほとんど無いので初級者からOK!岸よりの浅場は講習などにも向いている。

9.押上り(オシアガリ) ボート20分 水深3m~20m 初級者~

oshiagari.jpg洞窟と珊瑚の群生が見もの
1つのポイントでいろんな表情を見せてくれる場所。岩場の沖側は大きなゴロタや小さな根が点在し根魚や回遊魚などが回る。岩場の間を抜けてくるとぽっかり口を開いた洞窟があり天気の良い日は光が差し込んで幻想的。そこから浅場へ移動すると見事なサンゴの群生が広がっている。

10.冠岬(カンムリサキ) ボート30分 水深12m~30m 中級者~

kanmuri.jpg屈指の魚影と豪快な地形
興津で潜れるポイントとしては一番遠くにあるポイント。岬の先端沖に独立したいくつもの根が並ぶ豪快な地形で潮通しがよく魚影が濃い。岬先端の隠れ根トップでエントリー、沖へ向かっていくつもの根をドリフトしていくスタイル。途切れることの無いキビナゴの群れにそれを狙う回遊魚の群れ、ここではマクロは忘れワイドな視線で潜りたい。

その他のポイント

11.エボシ根 ボート15分 水深9m~25m 初級者から
水深-25mの砂地から-9mまで立ち上がる隠れ根。根のトップはシラコダイが群れ華やか。ほぼ垂直にそそり立つ壁に沿って潜る。ここから岸方向に向かっていくつかの根が点在するのでエアーの持つダイバーはそちらへ足を伸ばしてみるのもOK。

12.磯木の浜 ボート3分 水深2m~8m 初級者から
主に講習などで利用するポイント。岸よりは浅い砂地が続き少し沖に出ると小さなゴロタが広がる。カエルアンコウやカクレエビの仲間、砂地にはヒラメやウシノシタ、テンスなどマクロな生物も多い。

13.オオナバ ボート7分 水深6m~18m 初級者から
浅いゴロタから沖へ出ると大きな岩礁があり、その手前にある小さな根との間の水路を抜けていく。コロダイの群れやイシダイ、メジナ、岩場の隙間にはイセエビも見られる。

14.オシアガリのシモリ ボート20分 水深3m~30m 初級者から
押上りの磯の沖にある隠れ根。根のトップは干潮時波が砕けるほど浅い。水底から急傾斜で立ち上がる細長い根を壁に沿って潜る。メジナの群れやニザダイ、ムレハタタテダイの姿も。岩の割れ目にはイセエビも良く見かける。

15.布地漁礁 ボート6分 水深6m~15m 初級者から
砂地の水底に沈めてあるコンクリートの漁礁周りを潜る。キビナゴの群れやネンブツダイなどが漁礁の周りに付いている。ウミウシの姿も良く見る。